endline

ありふれた生活に
浸りきってしまった
少しの違和感は
喉に流し込む

くだらない戯言と
時には聞き流した
本当に大切なことは
其処にあった

すれ違う
目を逸らす
時間は過ぎていく
このままで二人
生きてはいけないかな

重なる僕らの愛情も
いつか終わりが来ると分かっていた
それでも僕ら明日を望んでいた
迫る運命と消えぬ群青が繋ぐ


「ありがとう」
「ごめんね」

「信じる」
「信じない」

「好きだよ」
「好きじゃない」

「分からない」
「分かっていてよ」

意味のない価値のない誓いも
キリのないやるせない痴態も
何度も何度も僕ら繰り返した

二人の描いた理想は
わずかに確かに違った
僕らは理由を探した

重なる僕らの愛情も
いつか終わりが来ると分かっていた
それでも僕ら明日を望んでいた
迫る運命と消えぬ群青が終わる

Noazami

京都を中心に活動していたバンド。 バンド名は野アザミから。 2022.12.15 活動終了。

0コメント

  • 1000 / 1000